『欧州視察2011』のご報告
2011年度欧州視察が無事終了いたしましたので以下の通りご報告いたします。
(ご報告が遅れましたことをお詫び申し上げます)
1.視察の目的
モバイルコマース、NFCサービス、決済サービスなどに関する総合調査、および現地事業者との意見交換(日本のモバイルコマース状況の報告など)
(社団法人電波産業会・高度無線通信研究委員会・モバイルコマース部会の活動の一環(海外調査およびプロパガンダ)として実施)
2.期間
2011年11月13~20日
3.渡航先と主な面談企業
- ロンドン
UK Payments、Barclaycard、ロンドン博物館 - パリ
Cartes and IDentification 2011(展示会)、RATP(Calypso)、Ixxi、OSPT Alliance
(展示会会場内アポイントメント:大日本印刷、Sony、G&D、Gemalto、Infineon Technologies、ST Microelectronics) - ストラスブール
Cityziプロジェクト見学
4.行程
5.実施概要(報告)
- 世界最大級の規模で開催されるカードビジネス関連の展示会およびカンファレンス『Cartes & IDentification』が、2011年は11月15日~17日の3日間に渡りフランス・パリで開催された。
※世界のカード関連展示会は、日本の『ICカードワールド』(例年3月開催、出展社数約30)、米国の 『Cardtech Securtech』(例年5月開催、出展社数約130)などが代表的である。これらに対して『Cartes & IDentification』は、400社・団体を超えるブース出展数を誇っており、カード関連展示会では世界最大と言える。 - 本視察団は同展示会に参加し、展示ブースでのヒアリングを実施するとともに、フランス国内のNFC関連事業者、交通機関らの担当者を会議室に招き、合同でヒアリングを行った。
- フランスでは昨年、2010年よりNFCの商用サービス「Cityzi(シチジ)」がスタートしており、開始から1年後の現状について、現地の状況を把握できた。
- パリ視察に先だって行われたイギリス・ロンドン視察では、イギリスの銀行共同支払決済機構(UK Payments)を訪問(本視察団では2007年より毎年定期訪問しており、今回は5度目の訪問となる)。イギリスにおけるカード決済の最新状況や不正利用の現況、非接触ICカード決済の導入動向などについて、レクチャーを受けた。また、バークレイズ銀行グループのカード発行会社で、イギリスにおける非接触ICカードの展開をリードしているバークレイカード(Barclaycard)を訪ね、その普及状況等についてヒアリングを実施した。
- ロンドン博物館(The Museum of LONDON)では携帯電話端末メーカー大手のNokiaと共同で、今年6月から館内の展示物に対してNFCタグを貼付するプロジェクトを開始。NFCケータイ/スマートフォンをかざすと詳細情報やコンテンツを視聴できる環境を構築しているが、その使い勝手をNokia製のデモ機を使って体験した。
※本視察に関して、一般社団法人電波産業会 高度無線通信研究委員会 モバイルコマース部会メンバー向けに詳細報告済み(2012年1月31日)発表済みです。
6.スナップショット
ロンドン博物館でのNFC実証実験
UKPayments との意見交換会
盛況なCartes & IDentification 2011会場の様子
バークレイカードによるモバイルNFCサービス画面(ロンドンにて)
イスタンブールの鉄道ゲート(MasterCard社)
(決済用PayPassカードでそのまま乗車可能)
※許可なき写真の転用を一切禁止します。
【視察参加者限定】資料ライブラリー
(報告書、面談企業によるプレゼンテーション資料など)
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